ホルムアルデヒド

建築物における衛生的環境の確保に関する法律(ビル管法)には、
年6回、定期的に行われる、「空気環境測定」とは別に、新築、大規模修繕、大規模模様替えを行った後、
定められた時期に行う、ホルムアルデヒド測定があります。

今回はホルムアルデヒドについてお伝えします。

1.ホルムアルデヒドとは

ホルムアルデヒドは刺激臭のある無色の気体で、有機溶媒として使われるメタノールを空気酸化することで作られます。
ホルムアルデヒドの特徴は、空気より重く、水に溶けやすい事です。
接着剤や塗料の中の、独特な臭いがするものが、ホルムアルデヒドの臭いです。
安価であることから、建材や衣類の加工などさまざまな場面で使われています。
思っている以上に私たちの生活に密着した物質になります。

例えば、赤ちゃんの衣類をチェックしてみてください。
”ホルマリン移染防止のため袋から取り出さないでください”
という表記を赤ちゃんの服を購入した時に裏側で見かけたことはありませんか?
実はこのホルマリンというのはホルムアルデヒドが水に溶けたものを指します。
また、ホルムアルデヒドは空気よりも重いため、地面にたまりやすく低い空間で生活する赤ちゃんは非常に危険です。

2.ホルムアルデヒドが人体に与える影響とは?

ホルムアルデヒドは、毒物および劇物取締法により医薬用外劇物に指定されている有害な物質です。
塗料や接着剤に使われているホルムアルデヒドの量は人体に影響がない濃度にまで薄められています。
しかし、ホルムアルデヒド入りの接着剤や塗料がたくさん使われた家に住み続ければ、人にも影響を与えます。
1990年代後半に問題となった「シックハウス症候群」は、このホルムアルデヒドが原因です。

ホルムアルデヒドの特徴は、気化しやすいこと。
20ppmになると、胸の奥に痛みを感じる人も出てきますし、
空気中に0.8ppm(濃度)のホルムアルデヒドが混じると、刺激臭を感じます。
また、ホルムアルデヒドを一度に大量に吸いこめば、呼吸困難や肺腑種(はいふしゅ)を発症することがあります。
さらに、長年ホルムアルデヒドを吸い続けていると、結膜炎(けつまくえん)や咽頭炎(いんとうえん)、がんこな皮膚炎などをくりかえす可能性があり、
ホルムアルデヒド入りの塗料や接着剤が皮膚につくと、炎症を起こす場合もあります。

WHOの研究機関IARCでは発がん性物質であると明言しており、
主に以下のような癌を誘発する可能性が高いと発表しています。
・鼻腔がん
・副鼻腔がん
・口腔がん

また、血液に対しても悪い影響を与える物質であると考えられ、白血病を引き起こす可能性もあると言われています。

まとめ

・ホルムアルデヒドは発がん性物質
・水に溶けやすく、空気よりも重い
・赤ちゃんがいる家庭は注意が必要

このようにホルムアルデヒドは人体に有害な物質です。
人体に影響が出ない環境にするために、ホルムアルデヒドの測定が義務付けられているのです。

管理基準は>>

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